独りで飲む酒 浮かんでくるのは
隣で微笑む おまえの横顔
一度の過ち 悔やんでみても
戻らないあの時
逢いたい 逢いたい
おまえに 逢いたい
離れて初めて 知ることもある
大事な人は 誰だったのかと
今更遅いと わかっていても
謝りたいのさ
逢いたい 逢いたい
おまえに 逢いたい
この街離れて 今どこに居る
独りで住むには 広すぎる部屋
勝手な事だと わかっていても
やり直したいのさ
逢いたい 逢いたい
おまえに 逢いたい
逢いたい 逢いたい
おまえに 逢いたい
[ Romaji ]
静まり返った室内でグラスを傾け、取り返しのつかない過失に激しい後悔を募らせる切実な独白に、身を切られるような悲哀を覚えました。以前は当然のように傍にいた存在の尊さに気付かず、自らの未熟さゆえに幸せを手放してしまいましたが、現在は空虚な空間で面影を必死に探しています。都合の良い願いだと自覚しながらも、謝罪の言葉を伝えたいと切望する姿が非常に人間臭く、失って初めて悟る愛の深さを痛感しました。どこにいるかも分からぬ相手へ向けて、届かぬ思慕を何度も吐露する様子が、寒々しい夜の静寂を一層深めています。どん底の孤独の中で、もう叶わない理想を抱きしめながら過去を愛惜する悲痛な叫びが、セピア色の情景と共に深く心に響いておりました。