海が見える街に生まれた人たちは それが当たり前
山の麓に生まれたから 僕にはそれが憧れだよ
ないものねだりが出しゃばれば 幸せはすぐに逃げていく
忘れないように書いておこう 歌が僕たちの道しるべ
夜風に吹かれて雲が形変えれば
隠れた丸い月が顔を出すよ
おかげでタヌキやキツネも踊り出すよ
コオロギ 嬉しそうにバイオリンを弾くよ
冷たい雨に打たれている
田んぼのカカシはかわいそう
優しい子には聴こえる歌
どうか忘れずにいておくれ
夜風に吹かれて雲が形変えれば
隠れた明るい月が顔を出すよ
あの子も今頃 同じ空を見上げて
どこかで笑っていたら幸せだよ
夜風に吹かれて雲が形変えれば
隠れた丸い月が顔を出すよ
「おかえり」「ただいま」優しい声がするよ
僕らは生きてく かけがえのない日々
[ Romaji ]
身近な風景の中に潜む美しさに目を向け、日常の何気ない瞬間に感謝する心の豊かさが伝わり、穏やかな心地になりました。以前は遠くの景色に憧れて自分を見失うこともありましたが、現在は足元に広がる小さな命の営みや人の温もりを大切に受け止めています。夜空を見上げて誰かの幸せを祈るような無垢な感性が非常に瑞々しく、自然の移ろいと共に歩む強さを感じました。生きる上での指針を音楽に託し、どんな時も前向きに過ごそうとする姿勢が至る所で優しく瞬いています。素朴な言葉で紡がれた日々の輝きが、荒んだ感情を解きほぐす灯火のように静かに灯っていました。