お〜い お〜い 志
お〜い お〜い 志 返事をくれよ…
この世に授かった 一度の命
他人(ひと)を妬むな 羨むな
都暮らしに 染まらずに
忘れちゃならない ものがある
あの日 母ちゃんの 云ったあの言葉
思い出すこんな夜(よ)は やけに沁みてくる
お〜い お〜い 志
お〜い お〜い 志 返事をくれよ…
日本(にっぽん)列島 北から南
何処(どこ)で生きようが 人は人
朝はお陽(ひ)さま 夜(よる)は星
お金じゃ買えない ものがある
あの日 父ちゃんが うたう馬子唄(まごうた)を
思い出すこんな夜(よ)は やけに沁みてくる
お〜い お〜い 志
お〜い お〜い 志 返事をくれよ…
お〜い お〜い 志
お〜い お〜い 志 元気でいろよ…
[ Romaji ]
遥か遠くの空へ向かって呼びかけるような、力強くも温かな慈愛に満ちています。都会の喧騒に身を置きながらも、決して根底にある純朴な精神を失わない高潔な生き様に胸を打たれました。他者と比較して一喜一憂するのではなく、己に与えられた唯一無二の生を全うしようとする覚悟が、静かな夜の空気に溶け込みます。かつて授かった血肉の通った教えが、孤独を抱える現在の歩みを支える確かな道標となりました。金銭的な価値観では計り知れない、精神的な豊かさを希求する姿勢は、現代社会が忘れかけた大切な原風景を映し出します。故郷の記憶や肉親の慈しみを心の糧として、真っ直ぐに明日を見据える姿が非常に勇ましく映りました。自然の摂理に従い、どこまでも自分らしくあろうとする不退転の決意が、深く厳かな響きとなって五感に染み渡ります。内なる己と対話し、原点に立ち返るための真摯な語りかけが、乾いた日常を潤す一筋の光となりました。