一口目は涙の味がした
二口目は懐かしい味がした
隠してきた 言えなかった
大切な思い出は苦くて香るレシピ
この痛みが柔らかくなるまで
この不安が飴色になるまで
君はどれだけ優しさくれてたの
ありがとう
空っぽになるまで掬っていいかな
君のくれたひと匙の光
一滴残らずさらっていいかな
君の傍でさらっていいかな
ひとかけらの優しさを忘れずに
二人並んで陽だまりで遊びたい
隠したかった 言えなかった昔話
今なら言えるよ 怖くないよ
遠く遠く飛んでる鳥たちも
きっと何かを探している
君と僕も見つけられるかな
奇跡じゃない共にいる理由
ね、何処にいようとも 何をしていても
心の中から君が消えることはないでしょう
空っぽになるまで縋っていいかな
君のくれたひと匙の光
いつかは僕も救っていいかな
君のことを救っていいかな
好きなものさえ美味しくない日もある
笑っていたいのに笑えない日もある
それでも信じて
この心は君の 君の幸せを願ってるんだよ
今日も涙と光 ひと匙のレシピ
[ Romaji ]
料理にたとえる繊細な比喩が温度を伴って胸に届き、涙や懐かしさが味わいとして立ち上がる表現に心が動きます。抱えてきた痛みが少しずつ和らいでいく過程が想像でき、受け取った優しさを返したいという誠実な願いが強く伝わりました。言えなかった過去の断片が語られるようになったことに安堵を覚えましたし、これから互いを支え合おうとする意志が示されていて頼もしく感じます。穏やかな励ましと共感が同居しており、救いを求める声に寄り添う力がありました。