ここは劇場ノンフィクション
台本はない
浴びるスポットライト
人生というムービー
世界中の「あなた」と
心を通わせられるのなら
情けない過去
白黒でも
映してみよう
感動の涙
色彩になる
シアター生き様
まだ駄作かも
面映ゆいくらい
全力で生きてみたい
幸せなだけ
派手なだけじゃないから
結果じゃなく過程を愛してみたい
さようならは悲劇じゃない
続編は鋭意製作中
甘えず頼れず孤独
きらわれたくなくて空気を読む
実は誰もが同じなら
先の展開ネガに焼くのは強さだけでいい
夢は散り際
皆ひとりきり
やり切れたら次回作に期待
シアター生き様
傑作じゃなくても
あなただけの喜怒哀楽がある
不幸せとか
地味なカットの中で
見つかるものもきっとたくさんある
さようならは悲劇じゃない
劇場を出た瞬間
眩しい光 溢れるから
[ Romaji ]
舞台と日常が溶け合う視点で人生の断片を鮮やかに切り取り、観客と共有することの意味を静かに問いかけてくれます。過去の失敗や照れくささが白黒で映されても、それが色を帯びていく過程に温かさを感じましたし、かつては結果ばかり気にしていた瞬間もあったと想像しましたが、今は過程そのものを慈しむ余裕が生まれているように思えます。孤独や不安を抱えながらも前を向こうとする率直な語り口が好感を呼び、劇場を出た先に差す光を信じたくなるような優しい力がありました。