花の香り 歌の調べ
残らなくとも
そこに在ったもの
愛しいと思う心
歴史を繋いできたもの
「……三日月宗近。貴方は何をやろうとしている」
「……」
「答えてもらう」
「歴史の流れは大きな河の流れのようなものだと貴方は言った」
「歴史の流れの中で悲しい役割を
背負わされているものがいると貴方は言った」
「……でも……でも……貴方が守った歴史は…
…貴方が守った大河の流れ着く先は……」
「貴方はいったい何を守ったんだ!」
流れ込んできた
大河に流るる水
受け止めることは
容易ではなく
すべてを知ることは
叶わない
それでも…
それでも…
[ Romaji ]
花の香りや歌の調べが遠い出来事をやさしく伝えてくるように思います。昔の誰かが背負った重さが確かにあって、それが今の流れを作っていると感じました。問いかける声は時に厳しくて、答えがすぐに出ないことを教えてくれましたが、それでも問い続ける姿勢が尊く見えました。大きな川のような時間の流れを受け止めるのは簡単ではなかったはずで、だからこそ小さな思いが大事にされるべきだと考えます。すべてを知ることは叶わなかったけれど、それでも手を伸ばして確かめようとする勇気が伝わってきて、心が静かに動かされました。