外は寒いからと上着を着せてくれた
白くて ブカブカの フード付きのダッフル
そのあたたかさを知ったのは あなたが いなくなってから
今もそう 僕はまだ 失くして気づくことばかりだよ
都会の交差点 行き交う人の波
優しさとはぐれた 迷子の大人たち
ふと思い出したんだ お祭りの人混みで
僕の手をひいてくれた あなたのしわしわのてのひらを
[ Romaji ]
白くて大きな上着のあたたかさに気づいたときの切なさが伝わってきました。昔は誰かに手を引かれて安心していたのだろうと想像しましたが、今は都会の波の中でそのぬくもりを探して歩いています。人ごみで迷いそうになる気持ちや、ふと戻る記憶の温度がやわらかく描かれていて、やさしい気持ちになれました。過去の小さな親切が今の心を支えているようで、だからこそ大切なものを思い出すたびに前を向ける気がします。