笛吹川から そよ吹く風が
迎えてくれる お帰りと
ツインテラスで 富士の山
坊ケ峯(ぼうがみね)から 桃源郷(とうげんきょう)
肩を寄せ合い めぐります
ふるさと 笛吹 ふたりづれ
着慣れぬ浴衣に 戸惑うあなた
背中にそっと 着せかける
石和(いさわ)いで湯の 夏花火
灯る笈形(おいがた) 御室山(みむろさん)
桃やぶどうの 夢通り
ふるさと 笛吹 ふたりづれ
ふるさともうひとつ 出来たと笑う
あなたの言葉 嬉しくて
桜八代(やつしろ) 春うらら
浅間(あさま)神社で 手を合わす
結ぶ絆の 恋の糸
ふるさと 笛吹 ふたりづれ
[ Romaji ]
川のそよ風や果実の香りがそっと近づいてきて、懐かしい場所へ連れて行かれたような気持ちになりました。浴衣のぎこちなさや花火の光が目に浮かび、二人で肩を寄せ合う場面が優しく胸を満たしました。過去の小さな出来事が今の穏やかさを育てたのだろうと想像しましたし、そうした時間が積み重なって絆が深まったのだと感じます。今は互いの声や仕草を頼りにして、手を取り合うことで安心が増していきます。言葉はやさしくて分かりやすく、子どもでも受け止められる温度がありました。