終末の傍観者の一言メモ
夕焼け色の街角で自分がただの脇役だとつぶやく声が聞こえてきそうで、胸に小さなざわめきが残りましたが、それでも世界が終わるかもしれないという大げさな話の中に、普段の暮らしの細かい匂いや景色が混ざっているのが不思議でした。何度もやり直したり書き直したりする気持ちはよく分かりますし、私も以前に同じように何度も考え直したことがありました。あのときは投げ出したくなりましたが、結局はもう少しだけ続けてみようと思ったのを思い出しました。終わりが来るかもしれないと知りつつも、目の前の小さな美しさに心が動かされる瞬間があって、それが生きることの一部なのだと感じます。偉い人たちの慌てぶりを遠くから眺めていると、滑稽さと哀しさが同時にやって来て、だからこそ最後の夜が少しだけ優しく見えたのだろうと受け止めました。結局は、完璧な答えがなくても手を伸ばしてみることが大事で、そうしているうちに誰かを大切に思う気持ちが育っていくのだと私は思いました。