壊れたギターの一言メモ
失くしたものがポケットの中で小さな地図になっているような不思議な気持ちが伝わり、読んだときは静かに胸が動きましたが、昔はそうした断片をただ捨ててしまっていた自分がいました。今は壊れたものを前にしても逃げずに向き合おうという気持ちが芽生えていて、欠けたギターが部屋にある光景が優しい記憶の証のように思えます。誰かと共有した匂いや音がふと戻ってきて、懐かしさに包まれる瞬間がありました。直せるものと直せないものがあると知り、全部を元通りにしようと焦らなくてもいいと学びました。ひとりで歩く夜道に寂しさが訪れることもありましたが、それでも前に進む力が残っていると感じます。昔は気づかなかった小さな親切や教えが今は支えになっていて、忘れた言葉を探すように少しずつ取り戻していきたいと思います。壊れたままの楽器を見つめながらも、また新しい曲を作る勇気が湧いてきて、私はこれからも日々を大切に重ねていきたいと考えています。