君が好きじゃない髪型で今日は会いに行く
さよならをちゃんと言えるあたしで今日は会いに行く
ウキウキしてていいよね
どんなあたしも素敵なはずなのに
君といると時々それを忘れてしまいそうになるの
風があたしを撫でるから 愛されている この世界に
もう君の彼女じゃなくなるけど あたしを遮るものもない
前髪を上げた日から
君が待ち合わせの時間に間に合ったことはない
待つだけの人生にさよならを今日は伝えに行く
ウキウキしてていいよね
そんな君に恋をしたはずなのに
変わっちゃってごめんね
君の好きなあたしはもういないみたいなの
もうこの駅にも コンビニにも
来ることはないでしょう
何を言われても 泣かれても
ありがとうバイバイ言うの
風があたしを撫でるから 愛されている この世界に
もう君の彼女じゃなくなるけど あたしを遮るものもない
前髪を上げた日から
[ Romaji ]
別れの瞬間に向き合う強さと不安が同時に伝わってきて、胸がぎゅっとなる気持ちになりました。自分らしさを取り戻そうとする決意がやさしく描かれていて、その勇気に励まされます。誰かのために振る舞ってきた自分を手放す痛みがある一方で、新しい一歩を踏み出す軽やかさも感じられました。待つことと去ることの間で揺れる心がとても人間らしく、読むたびに共感が湧きました。風に撫でられる感覚が心の救いになっている描写は温度があり、悲しみの中にも自分を大切にする余地が残されていると感じさせられます。最後にちゃんとありがとうを言おうとする姿勢は潔く、読後に少し前を向ける力を与えてくれる印象でした。