君がつけたタバコ
一口もらってむせるの
馬鹿にした顔が
大好きだった
言いかけてやめた二文字が
君の吐いた煙と混ざって
夜空に消えた
煙たくって胸が痛くても
愛してる
あたしの中に
まだ君の色が残ってる
手を伸ばして頬に触って
抱きしめても
君の匂いで目が覚めるの
今日もまた
深夜1時の君のLINEを
あたしはまだ
期待して寝るの
悲しいことがあると決まって
君に会いたくなってしまうの
弱虫だから
言いかけた君の気持ちは
「わかってる」
なんて言えなくて
苦しくて泣いた
煙たくって胸が痛くても
愛してる
あたしまだ
君の煙纏って染まってる
手を伸ばして頬に触って
抱きしめても
君の匂いで目が覚めるの
愛を知って胸に仕舞っても
溢れてく
あたしの中で
まだ君の影が笑うから
忘れられないんだよ
好きになってはいけない人
あたしを好きにならない人
[ Romaji ]
切なさと愛しさが静かに胸に染み込む作品でした。好きな人のささいな仕草や匂いが心に残り、離れられない気持ちが繊細に描かれています。言葉にできない想いや後悔、届かない思いに胸が痛む瞬間がありながらも、どうしようもなく相手を想う心の強さが感じられました。深夜のひとときや日常の中に溶け込む切ない恋心がリアルに伝わり、何度も反芻したくなるような、甘くて苦い余韻の残る作品です。