永久アンフィテアトルへようこその一言メモ
孤独を埋めるために作り上げた自分だけの世界が描かれています。淡々と自分に見惚れたい、確かな味まで愛したいという言葉からは、自己愛と孤独が混ざった複雑な感情が伝わってきました。迷宮のような広間に招待して、最上級のおもてなしをしようとする姿が印象的です。夜明けの幕開けと共に鐘を鳴らし、行き止まりだらけの空間で踊らせる様子には、支配欲が感じられます。永久に営業するアンフィテアトルという設定が、終わらない孤独を象徴していました。ファンキーなリズムに釣られて来た人々を、簡単には逃がさないと宣言する姿が怖くもあります。退屈を満たしてほしい、もっと愛の証明を注ぎ込んでという願いからは、満たされない心が見えました。戸締まりをして出口をなくす演出には、閉じ込めたいという執着があります。ロワイヤル形式で戦わせて、最後の一人まで観察したいという欲求が印象的でした。互いに取り合う姿を楽しみながら、観客が眠りについていく様子が描かれています。残った人への特別サービスという言葉には、歪んだ愛情が込められていました。良き生活をという最後の言葉が、皮肉めいて心に残ります。