コンプライアンス ハラスメント あれだめこれだめ言っちゃダメ
そんな世の中楽しいかい? アカンアカンアカン
呑む打つ買うに憧れて 女にモテたく必死なって
ようやくテレビに出れたのにね
ダメ ダメ ダメダメ ダメ ダメ ダメダメ
ダメ ダメ ダメなんだよ
『今日キレイね』(アカンアカン)
『ちょっと痩せた?』(アカンアカン)
『彼氏できたん?』(アカンアカン)
あれダメこれダメ言っちゃダメ だから私は貝になる
携帯 ネット SNS あれだめこれだめ 全部ダメ
そんな芸人オモロイかい? アカンアカンアカン
暴かれ晒され責められて がんじがらめに縛られて
ルール守ってしゃべらされて
ダメ ダメ ダメダメ ダメ ダメ ダメダメ
ダメ ダメ ダメなんだよ
『お前アホちゃうか?』(アカンアカン)
『そんなもんやめてまえ!』(アカンアカン)
『この給料ドロボー!』(アカンアカン)
あれダメこれダメ言っちゃダメ だから私は貝になる
ダメ ダメ ダメダメ ダメ ダメ ダメダメ
ダメ ダメ ダメなんだよ
『お前のとこ どないなっとんねん!』(アカンアカン)
『金返せ!』(アカンアカン)
『土下座せぇ!』(アカンアカン)
あれダメこれダメ言っちゃダメ だから私は人になる
[ Romaji ]
世の中のルールや空気に縛られながらも、それでも自分らしく笑っていたいという思いが、ユーモアと皮肉を交えて描かれていて、読みながら思わずクスッと笑ってしまいました。言いたいことが言えないもどかしさや、何をしても責められるような空気感が繰り返し表現されていて、現代社会の窮屈さを感じる場面もありましたが、その中にある人間らしさや、ちょっとした反骨精神が、どこか懐かしくて温かくもありました。繰り返される言葉のリズムが心地よく、読み進めるうちに自然とテンポに乗ってしまうような感覚になります。誰かに怒られても、責められても、それでも笑って生きていくという強さが、ユーモアの中にしっかりと込められていて、読み終えたあとには少し肩の力が抜けるような気持ちになりました。