暗くて狭い部屋の隅で
ただ奏でたから 今白線の向こう
近くて遠い君と僕は
今すれ違う右左 みつけられないね
光と音で繋ぐメロディ
また聴こえるメトロノーム 心音と呼応
浅い寝 泳ぐ 昼下がりに
思い出せない でも褪せない夢の続き
何回目かも忘れてしまった
変わりゆく街並み 変わらない僕達
酩酊した思考に苛まれてしまった
懐かしい感覚 思い出す為にまた
いつか聴こえた音が重なる地点
待ち合わせはいつもと反対のホーム
目眩くこの世界で
引き込まれないようにご注意を
イヤフォンから溢れた光景がさ
煌めいて見えたんだ
ただ、ただ、それだけで良かった
零れた音を掬い上げて
きっと会いに行く
ストップ
息を止めて 時も止めて
ただ夢中に奏でた 僕は
ノック
扉開けて 音に乗せて
今届いた 光のこえが
ループバック
巻き戻して 手を伸ばしたんだ
いつまでも子供のままで
居たいんだ
止まる3番線 レールをなぞって
走り出した 未だ見ぬ 街へ
描いた軌跡 繋がる地点
待ち合わせはいつもと反対のホーム
目眩くこの世界で
引き込まれないようにご注意を
イヤフォンから溢れた光景がさ
煌めいて見えたんだ
ただ ただ それだけで良かった
零れた音 掬い上げて
きっと会いに行く
君に会いに行く
僕らは出会う
[ Romaji ]
イヤフォンから流れ出す音色が、モノクロの日常を鮮やかな光景へと塗り替えていく魔法のような瞬間を体験いたしました。狭い部屋から始まった奏でが、見知らぬ街や未来へと繋がっていく線路のように広がっていく様子がドラマチックです。失いたくない子供のような純真さを持ち続け、音の破片を掬い上げて大切な誰かへ会いに行こうとする一途な想いが、希望の光となって胸に届きました。