本当は思ってることが あるらしい
声に出せない言葉が あるらしい
誰かの描いた 理想がいいらしい
今日のぼくは 良い子だったらしい
だれかいて だれもいない
心のどこにも
だれか手で 確かめて
僕が生きてるかを
取り外してくれよ この奥につっかえている
心臓を掴んだような 苦しいほど拭えない
形も無くなって 名前さえわからない
僕に似た痛み
霞んでく 燻んでく
心の在処を
抱きしめて 確かめて
その暖かさを
愛してる 愛してる
その言葉だけが
欲しいだけだった?
多分、これが正解
多分、これが間違い
多分、これが生活で
希望など届かない場所で
こごえてしまいそうだった
すべてを見失わぬように
きょうのことなど 忘れよう
[ Romaji ]
本当の気持ちを飲み込み、理想の自分を演じてしまう苦しさが痛いほど伝わってきました。胸の奥に詰まった形のない不安を、誰かに取り除いてほしいと願う切実な叫びに胸が熱くなります。ただ一言、愛しているという言葉を求めて彷徨う姿は、とても純粋で壊れそうでした。正解も間違いもわからないまま、今日という日を忘れようとする結末に、深い孤独と微かな休息を感じます。静かな暗闇の中で、自分の在処を探し続ける繊細な魂の揺らぎが美しかったです。