街の明かりがこんなにも
優しいと思うのは待ち合わせの少し前
君が喜ぶ顔だけくれるのなら
今年はもう何もいらないって
本気で思うんだ
どうやら僕は街のムードに
やられてしまったみたいと手を繋いだ
クリスマスイブはきっと
街が背中を押すから
特別な夜になっていくんだろうな
寒さがふたりを近づけること
君は知っているかな?
クリスマスソングなんて
僕には早すぎるかな?
君を引き止める理由が欲しいよ
さよならが今日は言えなくってさ
伝えたいことがあるんだ
子供の頃は朝起きて
枕元確かめる僕だけの贈り物
時間が流れて好きな人といるための
今年最後の大事な口実に
どうかな僕は?君の隣に
いても良いかなと君の手を掴んだ
口ずさむ歌にちょっと
胸が苦しくなるのは
全部が君に重なってしまうから
大切にすると指切るように
渡したいものがある
君だけのために
君に似合いますようにと悩んだ答えを
この想いと一緒に
クリスマスイブはきっと
街が背中を押すから
特別な夜になっていくんだろうな
この日を誰より待ち望んでた
君は知っているかな?
クリスマスソングなんて
縁がないと思ってた
君と出会ってからの僕は
イルミネーションも顔負けだよ
日々が彩っているんだ
僕ら手を取っていくんだ
[ Romaji ]
街の灯りがふたりの距離をそっと縮める瞬間を丁寧にすくい取った語り口で、待ち合わせ前の高揚と戸惑いが繊細に伝わってきます。子どもの頃の贈り物を確かめた習慣が記憶に残っていたと感じられ、あの頃の無邪気さが大人になった今の振る舞いに影響を与えていたことがうかがえましたが、今はその記憶を頼りにして相手の隣にいることを願う誠実さが表れていました。表現は抑制が効いていて、手を取る所作や小さな決意が情景を豊かにし、街のムードに背中を押されるような流れが自然に生まれています。旋律やリズムが場面を後押ししており、繰り返される想いの表現が確信へと変わる瞬間がありました。耳にする人には親しみやすさが届き、切なさと温もりが同居する時間が丁寧に描かれていると感じます。