こないだ夜道をあるいていた
発光してる 赤いみのり
熱でうなされて見た夢は
東京の空 ピノキオの星
枕元で女神が抱き寄せてくれた
わかってたまるか 涙が溢れる
お前は知るのか
季節の終わりに散る椿の美しさを
身体が火照るような赤、赤、赤い色
ぼくの心の様
生まれてしまった そのせいで
ぼくにはできる お前を守る
珈琲にミルクが溶けてゆく
名前もない 快楽のため
自暴自棄よりも早く走るしか
明るい部屋はないんだよ
お前は知るのか
季節の終わりに散る椿の美しさを
身体が火照るような赤、赤、赤い色
ぼくの心の様
[ Romaji ]
夜道の赤い実りや散りゆく椿の美しさに、自分の火照るような心を重ね合わせる鋭い感性が光っています。自暴自棄を追い越すほどのスピードで走り、誰かを守ろうとする覚悟が、明るい部屋を探す必死な叫びとなって伝わりました。珈琲に溶けるミルクのような静かな変化と、激しい情熱の対比が、生命の爛漫さを描いています。