安奈|甲斐バンド 歌詞

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「安奈」歌詞


[よみ:あんな]
歌手:

甲斐バンド

作詞:甲斐よしひろ
作曲:甲斐よしひろ
「安奈 お前の愛の灯は まだ燃えているかい」

寒い夜だった
つらく悲しい一人きりの長い夜だった
北へ向かう夜汽車は
俺の中の心のようにすすり泣いてた

そんな時 お前がよこした便り
ただ一言だけ寂しいってつづってた

安奈 クリスマスキャンドルの灯は
ゆれているかい
安奈 お前の愛の灯は
まだゆれているかい

眠れぬ夜をいくつもいくつも数えた
お前の事を 忘れはしなかった
それでも一人で生きて行こうと
のばせばとどく愛を恐がっていた

安奈 さむくはないかい
おまえをつつむコートは
ないけどこの手であたためてあげたい

安奈 クリスマスキャンドルの灯は
ゆれているかい
安奈 お前の愛の灯は
まだゆれているかい

二人で泣いた夜をおぼえているかい
分ちあった夢も虹のように消えたけど
お前のもとに今帰ろうとして
今夜 オレは旅をはじめる
クリスマスツリーに あかりがともり
みんなの笑い声が きこえるころ

安奈 お前に会いたい
燃えつきた ろうそくに
もういちど
二人だけの愛の灯をともしたい

安奈 クリスマスキャンドルの灯は
ゆれているかい
安奈 お前の愛の灯は
まだゆれているかい

アルバム「ロッカ・バラード」収録曲



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安奈の一言メモ

冬の冷たさと心の揺らぎを深く抉るような語り口で、夜汽車や灯りの断片が感情の地図を静かに描き出している印象でした。かつて抱えていた孤独や不安が確かに存在していたことが伝わり、その記憶が今も胸に残っていると感じますが、同時に再び向き合おうとする強い意志が滲んでいました。言葉選びは抑制が効いていて、直接的な表現を避けながらも温もりを求める切実さが伝わり、旅立ちの決意や手を差し伸べたいという願いが丁寧に積み重ねられていました。歌の進行に合わせて情景が鮮やかに立ち上がり、聴き手の心に静かな共鳴を起こす力があると感じます。
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