月夜の晩に 涙が溢れ
頬をつたって ひと粒落ちた
悲しいわけじゃない
嬉しいわけじゃない
ただ ただ ひとりだけでずっと
月を見ていただけ
月夜の晩に ため息ひとつ
雲が雲を呼び 闇夜になった
君が見えなくなる
心が寒くなる
ただ ただ 優しさが隠れて
霞んで見えただけ
月夜の晩に ふと口ずさむ
学生時代の 初恋のうた
どうしているのかな
元気でいるのかな
ただ ただ ふるさとの思い出
懐かしんでるだけ
風は風 雲は雲
人は人 僕は僕
[ Romaji ]
月を眺めるだけで涙が溢れる夜の、言葉にできないほど純粋な孤独と懐かしさが優しく伝わってきます。悲しいわけではないのに心が寒くなるのは、優しさが雲に隠れて見えなくなってしまったからかもしれません。学生時代の歌を口ずさみ、ふるさとを想うひとときを通じて、自分は自分として生きる静かな決意を知りました。