I love you 今だけは悲しい歌聞きたくないよ
I love you 逃れ逃れ 辿り着いたこの部屋
何もかも許された恋じゃないから
二人はまるで 捨て猫みたい
この部屋は落葉に埋もれた空き箱みたい
だからおまえは小猫の様な泣き声で
きしむベッドの上で 優しさを持ちより
きつく躰 抱きしめあえば
それからまた二人は目を閉じるよ
悲しい歌に愛がしらけてしまわぬ様に
I love you 若すぎる二人の愛には触れられぬ秘密がある
I love you 今の暮しの中では 辿り着けない
ひとつに重なり生きてゆく恋を
夢見て傷つくだけの二人だよ
何度も愛してるって聞くおまえは
この愛なしでは生きてさえゆけないと
きしむベッドの上で 優しさを持ちより
きつく躰 抱きしめあえば
それからまた二人は目を閉じるよ
悲しい歌に愛がしらけてしまわぬ様に
それからまた二人は目を閉じるよ
悲しい歌に愛がしらけてしまわぬ様に
[ Romaji ]
誰にも言えないような思いを抱えながら、それでも誰かと寄り添いたいという気持ちが静かに描かれていて、読みながら胸が締め付けられるような感覚になりました。許されない関係の中で生まれる切なさや、誰にも見せられない優しさが、言葉のひとつひとつに込められていて、その深さに心が揺れました。現実の厳しさと夢のような理想の間で揺れる感情が、繊細に表現されていて、読み手の記憶にも重なるような場面が浮かび上がってきます。誰かと一緒にいることでしか得られない安心感や、孤独を分け合うことで生まれる絆が、静かに語られていて、読み終えたあとには深い余韻が残りました。愛することの苦しさと喜びが同時に描かれていて、感情の複雑さがそのまま言葉になっているような印象を受けます。誰かに必要とされることの重みや、愛を信じたいという願いが、切実に伝わってきて、読みながら心が少しずつ温かくなっていきました。