耳をすましては 奇跡をあきらめ
空は暗め 火曜の雨
虹を願っては 届かぬ手ひっこめ
終わりは 今日もまた苦め
あぁ いつのまに 涙さえ忘れて
あぁ 泣きながら 生まれたのに
思いためこんでは捨て 夢は覚め
落ちる先は かなり深め
あぁ いつのまに 涙さえ忘れて
あぁ 泣きながら 生まれたのに
火曜の雨 明日のため 止め
あぁ いつのまに 涙さえ忘れて
あぁ 泣きながら 生まれてきたはずなのに
あぁ いつのまに 泣くことを忘れて
あぁ いつのまに 叫ぶ声も失って
あぁ いつのまに 涙さえ忘れて
あぁ 人はみな 泣きながら生まれるのに
[ Romaji ]
涙を忘れてしまった自分への問いかけが、静かに深く描かれていました。耳をすましても奇跡を諦め、虹を願っても手をひっこめてしまう弱さが伝わってきます。空が暗く、終わりが苦い火曜日の雨の情景が印象的でした。いつの間にか涙さえ忘れてしまったことへの驚きと悲しみを感じます。泣きながら生まれてきたはずなのに、今は涙も叫ぶ声も失ってしまった自分に気づく瞬間が切ないです。思いをためこんでは捨て、夢から覚めて深い場所へ落ちていく様子が描かれていました。明日のために雨を止めたいという願いがありながらも、それができない葛藤を感じます。人はみな泣きながら生まれてくるのに、成長する中で感情を失っていく寂しさが伝わってきました。何度も繰り返される問いかけが、心の奥底に響いてきます。