歌詞ナビ > D > シュレディンガーの夢遊猫とジャッカロープの杖
世に深淵が差し迫る不可思議年目の夜激しく鳴り響く警鐘に戦慄が走る出でよ 時計塔の主の名において命ずる眠れるシュレディンガーの夢遊猫よ 荒ぶれ
箱の中の生と死は併存する表と裏
かのメトシェラの古樹から創られし秒針はやがてジャッカロープの杖と成り変わる
時間を与え時間を奪う 過去と未来は今に在る
星の流れは時を定め 少しずつ星砂を零す光は杖に宿り放たれた 誰も知らぬ闇へ
極彩色の奇獣に跨る幻獣 怪異(けい)が哮(たけ)る迫り出す枝角を頭上に掲げ夢に仇なす者を淘汰すべく狂い廻る歯牙よ 我が双剣となりて裂き喰らえ
我が角は天を仰ぎ 我が杖は地を統べる時に夢は真を映し時に現は嘘を映す
鏡の中と外の世界 僕らは手を合わせ誓った変わらないものと変われるものを僕は訊こう 君にたとえ小さな歯車でも未来への振り子を動かす今を生きることで重なっていく 君と僕の針は同じ時を刻む
アルバム「Wonderland Savior」収録曲
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