あの延々と鳴り響く鐘の音に導かれて群衆は乱れる
自らの意思とは無関係に暴れだしてまた誰かを傷つけて
少しだけ汚れ壊れたように振る舞い姿を変えてしまうだろう
だからもう ただ都合のいい歩行を続けた代償を あがく他はない
何度も繰り返して
「今」帰る場所はなく
何故だか悲しそうに
サヨナラ 奪われたように嘆く
手にした全てにもう
どうして満たされてく
目覚めてまた喪失
でもまた何処へでも行ける筈と
覚悟の先に闇を隔て
やがて出会うまで胸に仕舞い込む
躍動と歓喜 分かち合えるだろう
待ちわびた瞬間を宇宙に例えただ酔う
さあ結末を思い描け
無軌道は絡まり未知を示している
死ぬまで生けば想うまま言えるだろう
最後なら振り切って今夜 爆発しよう
連なるように向かう先で
待ち受ける見た事もない場面を
期待して焦がれて抱いて抱かれて
投げ出してしまいたい夜に疼く衝動