国道沿い 路地を抜けて
工場地帯 のぼる煙
目の前 止まるあの船は
一体何処から来たのだろう？
波打ち寄せる港
俺が生まれ育った街
巡り行く時代の中で
変わらない風の香り
景色もあの頃のまま
なぜだろう？ 広がる海見ていると
無心になれたんだ…
この街角で 育ったこと
My Heart 心から誇りだよ
泣き笑いしたよね
橋が見える赤レンガ
今日もあの汽笛が聞こえる
何年ぶりだろ？ 地元の匂い
あいつらが蘇る
街中のドブ川にかかる橋
集まってた仲間達と
ピンチの時は いつもすぐ駆けつけてくれたね
彼女にフラれ お前と… 海沿いの公園
無情に時は過ぎて
時代に追われている
変わらないこの景色
どんなに久しぶりでも
一瞬であの頃に戻れるさ
不思議な力だよね
この街角で 育った事
My Heart 心から誇りだよ
語り明かしたよね
港が見えるこの丘で
胸にこのタカラモノ抱きしめて
もし 俺たちが 別の場所で 生まれていたならば
きっと違う事を考えてるだろう
もし 俺たちが 別の場所で 育ってきたなら
きっと今出会ってなかったんだろう
仲間も服の趣味も
生き甲斐も人生も何もかも
ここで生まれたんだ
潮の香りと風の音
決して変わる事はない
足早に過ぎてく時代
焦る気持ちもあるけど
「大丈夫」そう思えた
この街角で 育ったこと
My Heart 心から誇りだよ
どんなに離れたとしても
どんなに変わったとしても
とても大切なタカラモノだよ
