歌詞ナビ > 一青窈 > パラソル哀歌
昔 母が父と別れて出て行く時に坂道で小さく揺れた白いパラソル
ふり返りたいのに ふり返らずにくるりと回して消えた想い出
今 わたし母と同じに男と別れ夏の陽(ひ)が眩(まぶ)しいからと白いパラソル
あやまちを詫びたら いい筈なのにくるりと回して告げたさよなら
パラソルは女の言葉パラソルは女の思い悲しさあふれる背を隠しわざと陽気に くるくる回す
母はどこで愛を貫き生きてるだろう今になり 浮かんで見える白いパラソル
ひまわりがこぼれる一本道でくるりと回した意地の心を
アルバム「一青十色」収録曲
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