千葉一夫「こころ坂」歌詞

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こころ坂 / 千葉一夫

「こころ坂」歌詞

歌手:千葉一夫
作詞:仁井谷俊也
作曲:花笠薫

ここまで来るには いろいろあった
笑顔と涙の 足跡が
無理などしないで これから先は
ささえいたわり 生きてゆく
あなた…おまえ… 手を取りあって
歩くふたりの こころ坂

お酒に酔ったら この膝まくら
亭主(おとこ)は大きな 子供です
明日という日が 見えない時期(とき)は
ちから合わせて 乗り越えた
あなた…おまえ… 苦労を分けて
歩くふたりの こころ坂

立派な女房じゃ なかったけれど
幸せ者です この私
子育て終わって ひと息ついて
いで湯めぐりの 旅もいい
あなた…おまえ… いのちを重ね
歩くふたりの こころ坂


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1 男新三流れ旅人の情けに 逆らいながら 拗ねて歩いた 三年三月
2 笛吹川川面に寄り添う 水鳥に こぼれる涙の ひとしずく
3 紫陽花しぐれ藍染めの 浴衣に咲いた 花柄が とても似合うと
4 みちのく風酒場山背(やませ)がはしる 海鳴りほえる 窓がきしんで
5 男のみれん港しぐれが 降る夜は 遠いお前の横顔 泣き顔思い出す
6 深山のつばき冬の寒さに 耐えながら 俺の帰りを 待っている
7 心の絆ひと足遅れの しあわせと 肩に寄り添い 云うおまえ
8 絆酒惚れて十年 二十年 俺にゃ自慢の 恋女房 冷たい世間の
9 みだれ雪明日を想えば 心まで 湯冷めしそうな いで湯宿
10 男笠親も無ければ 塒(ねぐら)も持たぬ
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