♠坂道に並ぶ 街路樹の影
ひとつ越えるたび 帰したくなくなる
♥胸の片隅に 守る人がいる
そんな あなたでも 愛したかったの
♠鳥篭の中 なけなくなってく
♥あなたを 私を
♠♥逃がしてあげる
♠♥何も始まらないなら
どうせ 苦しいのなら
♥忘れられない人と 呼ばれ続けたい
♠♥風に乱れた髪を
そっと 抱き寄せられて
♥二度と逢えない匂い 胸に
♠♥吸い込んだ
♥星空のように あかり灯す街
届かないものは
♠♥美しく見えた
♠微笑みの嘘 見抜く瞳の色
♥救える言葉は
♠♥さよならだけね
♠♥何も始まらないなら
どうせ 苦しいのなら
♥髪を切るように 想い断ち切れなくても
♠♥いつか 他人のように
すれ違う街角で
♥別の名前に変わる 未来(あす)を選ばせて
♠♥何も始まらないなら
どうせ 苦しいのなら
♥忘れられない人と 呼ばれ続けたい
♠♥人は 愛されるほど
愛を返したいのに
♥行方 失くした永遠 胸に
♠♥ちぎれてく……
♥時に ちぎれてく……