歌詞ナビ > ALI PROJECT > 阿芙蓉寝台
水銀を混ぜた薄紅の美酒をそうと知りながら飲み乾しては溶かしこむ 戀よ
この身が纏えぬ白繻子の衣を微醺の躰を巡り終えた血糊で染めれば
甘き死を粧ってあなたが抱く私こそが罌粟(どく)の華
足も腕ももぎ取られた囚われの女のように想いだけが留まっている胸を裂けばこの鼓動を捧げて饗せますか
擦り切れた絹の阿片寝台に臥せれば百年も昔の黄昏が広がる
永い刻をただ出逢う為だけに生きたと申し上げましょうあなた 終わりなどないと
永遠の忘却は恐れより痛みより耐え難いもの
頸も骨も切り刻まれ人形の一塊となるわが心は烟と散り物を言わぬ脣から吐き出される紫
吸えよ深くこの私をさあ咽に皮膚に肉に爛れながら気づくがいい限りないほどの恍惚真の愛の化身を
私を視る眼を剔ろうああ愛しき罪人よ闇の底で共にあらん裂いた胸の心臓を重ねて饗し合おう
アルバム「Poison」収録曲アルバム「血と蜜〜Anthology of Gothic Lolita & Horror」収録曲
JASRAC許諾番号:9008177008Y38026 NexTone許諾番号:ID000003176
Copyright (C) 2005-2024 SANDY NET SYSTEM CO.,LTD. All Rights Reserved.