あの日の二人はまだ 思い出のなか笑っている
終わりを告げた冬に 今は 少し さよなら言えなくて
写真も手紙も全部捨てたし、
携帯メモリーも消去したのに、
町の中流れるメロディーが不意に
記憶をフラッシュバック
振り出し…
この手に感じたぬくもりも
まぶたに写るその微笑みも、
時間が経てばたつほど、
きっと君は誰かのもの…。
今も目を閉じれば
あなたを思い出せる
不器用な恋だったね
すれ違い互いに選んだ道をゆく
本当の感情おさえたまま
思い出と思える日まで…。
あの日の二人はまだ 思い出のなか笑っている
終わりを告げた冬に 今は 少し さよなら言えなくて
いつまでもずっとずっとそのままで
青い春の日の二人のままで
燃えるような恋やときめきは
旅立ちとともに全部置いてきたつもりが
まるで like a G
地響きを立てた携帯が
忘れられやしない番号の着信は
確信犯
何年たっても 何十年たっても 色褪せないのさ ちっとも
明日も明後日も きっと
もう二度はないかも
そう 誰にもさわらせない
僕だけの 私だけの 二人の宝物
あの日の二人はまだ 思い出のなか笑っている
終わりを告げた冬に 今は 少し さよなら言えなくて
春を待ちわびて 一人空を見上げ
幸せですか？
元気ですか？
思い出に問いかけて
あの日の二人はまだ 思い出のなか笑っている
終わりを告げた冬に 今は 少し さよなら言えなくて
あの日の二人はまだ 思い出のなか笑っている
終わりを告げた冬に 今は 少し さよなら言えなくて
