歌詞ナビ > 里見浩太朗 > 稲むらの火 -濱口梧陵小傅より-
これは、小泉八雲が感銘を受けて書き上げた実話です。
今をさかのぼること、百五十年前の江戸時代、紀州は廣村に、安政の南海地震が起きました。
その時、多くの村人のいのちを救った男濱口梧陵の物語であります。
日暮れの村に 大地がゆれる津波がくるぞ 津波だぞ松明かざして 儀兵衛は丘へ稲むらの火は いのちを救う一緒に行くんだ 村の衆
大丈夫か?これから逃げ遅れたものを助けにゆくぞ。
若者たちよ、松明を持て!この有様では、逃げ場もわからない。
刈り取ったばかりの稲だが、やむをえない。稲むらに火を点けて、逃げ道の目印にしよう!
津波のひいた 湯浅の海が痕した爪の すさまじさ田畑はえぐられ 家屋は流れ稲むらの火は いのちの灯り夜空を焦がして 燃えさかる
四年をかけた 堤防工事感謝の声が こだまする私財を投げうつ 儀兵衛の偉業稲むらの火は 紀州のほこり歴史が生きてる 松林
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