鳥羽一郎「港の挽歌」歌詞

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「港の挽歌」歌詞

歌手:鳥羽一郎
作詞:たかたかし
作曲:田尾将実

海が恋しい 船乗りたちには
消えて淋しい 港の灯り
昔ここらじゃ かわいいカモメが
赤い灯青い灯 声をはずませて
海の男を 夜ごと呼んでいた

陸(おか)に上がった あいつのバカヤロウ
街の暮らしが そんなにいいか
凍る飛沫(しぶき)に 命をからめて
男の仕事に 汗をかきあった
たったひとりの 俺の相棒(だち)だった

変わる時代に 変わらぬ男の
心意気だぜ 夜明けの海よ
船はボロでも 三段跳びだぜ
腕ならまけない 若いものたちにゃ
海はおふくろ 俺のふるさとさ


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1 海の匂いのお母さん海の匂いが しみこんだ 太い毛糸の チャンチャンコ
2 夫婦船海が 海が 海が吠える... お前の形見の 手ぬぐいが
3 されど人生酔い醒(ざ)め水の 冷たさが 五臓六腑に 沁みわたる
4 北海の花波が凍る 港は眠る シベリアおろし 地吹雪吹雪
5 おやじ想へば叱られて 怒鳴られて 追いかけられて 強くなれたも
6 戻れないんだよ過去(むかし)の女は 捜すもんじゃない 逢えばむなしく
7 十国峠霧の晴れ間の 箱根路を 夢を背負って越えてきた 信濃
8 瞼の母はしょっぺぇや愛に形が あるならば おふくろそれは あんただよ
9 北海夫婦唄風…襟裳(えりも)の… 風がヨー 天日(てんぴ)干しした
10 海峡酒場唄古い錨に からんだ夕顔の 花も淋しい 海峡酒場
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