雨が いつか見た夢の跡を静かに濡らしてゆく 脱ぎ捨てられた夏服のなつかしいぬくもりがいま溶ける あんなに愛したはずのMEMORY どこまで苦しめばいいのか FOREVER 誰も すくえない傷を抱いてひとりで息を止める AH 残されたままの記憶色褪せたアルバムにいま閉じて どうして愛するほど悲しい どれだけ涙がいるのか FOREVER 雨は 限りなく降り続いて優しい声も奪う 幻なんだと知りながらなつかしい幸せにいま眠る