瞼にかかる
日差しに目を細めながら
夏影に座る
理想ばかり並べていた僕ら
このままの時間が
続いて欲しいと願うには
何かを失うことに
慣れすぎてしまったんだ
なのにさまた寂しくなるよな
夏陰に忘れていったいつかの理想の中を泳いで
そこに君は居ないんだろう
流れていく遠くの方の
どこかの街で元通り君が笑えているのなら
正解も不正解も優しさもエゴも
全部君しだいで
行きたいと思う方に進めていたらいいな
誰かの痛みが分かる君は優しい人だから
その分すり減ってしまったね
この先どこかで行き詰まったらまた行こう
いつかの夏陰と水平線
夏陰に忘れていったいつかの理想の中を泳いで
そこに君は居ないんだ
波にさらわれていった
あの頃の輝きを探して
そこに君は居ないんだろう
ふわりと描いていた
いつかの理想の中を泳いで
波にさらわれていった
あの頃の輝きを探して
そこに君は居ないんだろう