多岐川舞子「鳴き砂海岸」歌詞

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「鳴き砂海岸」歌詞

歌手:多岐川舞子
作詞:かず翼
作曲:伊藤雪彦

愛にはぐれた 女の胸を
揺する海鳴り 夜明けのオホーツク
旅の終りは 北の果て
はずした指輪の 捨て場所と
決めた海岸 砂が鳴く
逢いたくて逢いたくて 砂が鳴く

冬の長さを 忍んで耐えて
咲いた黒百合 運命(さだめ)に生きる花
ひとり彷徨う 海風(かぜ)の中
さよならだけしか 聞こえない
淋しすぎると 砂が鳴く
恋しくて恋しくて 砂が鳴く

泣いてみたって 叫んでみても
明日がみえない 遥かなオホーツク
離さないよと 抱きしめた
やさしい言葉の 傷あとを
波が洗えば 砂が鳴く
逢いたくて逢いたくて 砂が鳴く


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1 雪に咲く花命ひとつを 夜汽車に乗せて 帰る故郷(ふるさと)
2 越後平野枯れ葉散らして 吹く木枯しが 夢も連れてく 晩秋の町
3 晩夏の岬この先は恋の 行き止まり 戻れはしない くずれて白い
4 柳川しぐれ色も寂しい 花菖蒲(はなしょうぶ) 女の涙を また誘う
5 ひとりぼっちの海峡ひとりぼっちの 海峡に 赤い涙の 雪が降る
6 東京雨あがり明日(あした)を生きる みちづれに わたしがほしいと
7 雨のたずね人雨の向こうに 灯りがともる あなたと初めて 逢った街
8 新宿たずね人涙こぼした グラスの酒を あなた取り上げ 飲み干した
9 夜汽車の女逢えば心が 迷うだけ 別れは手紙で つたえます
10 石北本線未練という名の 傷あとを 連れて女の ひとり旅
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