私は気ままなピアノ弾き
あなたは無邪気なプレイボーイ
言葉たくみにおびき寄せて
恋心に火をつけた
とまどうそぶりのピアノ弾き
思いがけず速いパッセージ
黄昏に染まった海辺で 体中が砂まみれ
きっと ひと夏の恋
この首筋に色めく汗 今
あなたのものです
危ないくらい強いビートで
私のすべて奪って
イヤよイヤよイヤも好きのうち
海辺のキャビンのピアノ弾き
潮騒を合図にヒートアップ
もつれる指 高まるリズム
変拍子で鳴る鼓動
これが 魔性の夏
この胸元にこぼれる声 今
あなたのものです
吐息まじりで部屋中染めて
朝を待つのも悪くない
イイよイイよイイから抱いていて
優しく正しく欲張って 甘い甘い水蜜桃
一雫残さずにご賞味あれ
焼けた背中が擦れる その度に深まる
スキャンダラスな夜に溺れましょう
この胸元にこぼれる声 今
あなたのものです
吐息まじりで部屋中染めて
朝を待つのも悪くない
イイよイイよイイから抱いていて
もう一度だけ イキましょう