歌詞ナビ > the GazettE > 虚 蜩
もう 帰れない幾つ陽が落ちて暁に目を焼かれても契りさえ無いもの
願い募らせれば痛い忘れさせて 如何かそんな夜をまだ手繰るの?
悲しみを抱き 夢現つひらりと散った生きる理由も拾えないこの目はまだ あなたの面影で
従う傷に「いつか」を見ても笑えない追懐に痩せていく逃げ場の無い心はただ白く
言葉も無く流れ出す落涙の所為さよなら あなた走馬灯の底で思い出す度に 消えたい
一人 茅蜩が鳴き止む頃にそう 茜色の空見つめ籠の中 届かぬ愛と
悲しみを抱き 消えていく堪えた日々も僅かに響く痛みと廻り出す遠き声が
泣かないで もう 終わった事砂上に落ちた虚蜩がとても悲しかったただ 私の様で
アルバム「NINTH」収録曲
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