キミノオルフェ「バックパック」歌詞

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バックパック / キミノオルフェ

「バックパック」歌詞

歌手:キミノオルフェ
作詞:蟻
作曲:蟻


針で刺したような 革命さえ
僕らの夢の宝を探す 開口
朝と夜が混じり合う紫
背中にしょった想いの数だけ

ゆとりの最前列を歩く
僕らが何かを掴んでる
夢も希望もないって言うけれど
無いんじゃない 透明なだけ
『大人になりたくない。
スマホ代を払うのが嫌だからー』
電車で聞こえるように言う
知ってるよ?君は勉強熱心
『選ばなければ幾らでもある職』
その中から選ぶのかな
0×1=僕 だった
0×100=君 だった
どうやら0は夢ってやつらしい
僕らの未来を広げる
唯一の地図だ
そう 探し物は
僕らの足で見つけなきゃ

そうだ
君と 君の犬も
一緒に行かない?
いつも凄い勢いで吠えるけど
こういう時は心強いし
願い事の片道キップ
帰り道はどうにかなるよ
不安も期待も詰め込んだ
この50ℓのバックパックで
どこまでも どこまでも
行ける気がする さぁ

透明な空へ僕ら描く
飛行機雲のようなクレパスで
イヤフォン片耳づつで聴いた
ラララ ラララ
つまんない曲

雨が降り出して風が吹いて
前も見えず君が転んだら
泣きそうな君が傷を払い
こう言った 「行こ」

ゆとりの最前列を歩く
僕らが何かを掴みかけてる
擦りむいた傷はカサブタになって
いつの間にか剥がれ落ちていた
こんな風に気付けば色んな事が
ぼろぼろ落ちてくからさ
たまに大切なものとかも
紛れ込んでたりするのかも

そうか
何かにつけて君は
突っかかってくるけど
きっと守るために
必死だったのかもね
だって君と君の犬は
ほんとにそっくりだ
でも辺りは
そんなに敵だらけかな?
僕には見えないよ
落し物は自分の手で
さぁ 拾いに行こう

針で刺したような 革命さえ
僕らの夢の宝を探す 開口
朝と夜が混じり合う紫
背中にしょった想いの数だけ

透明な空へ僕ら描く
飛行機雲のようなクレパスで
イヤフォン片耳づつで聴いた
ラララ ラララ 覚えたよ

君の髪を風がすり抜けて
雲一つない空見上げたら
泣きそうな君の手を握って
こう言うよ 「行こ」


アルバム「君が息を吸い、僕がそれを吐いて」収録曲


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