歌詞ナビ > さだまさし > 秋蘭香
菊の花よりも昏き淵より匂い立つその花の名前を知りもせずにときめいてた
あなたの名前を初めて知った時にその花の香りを思い出して息を止めた
出会った時からとても懐かしくてふと薄紫色の風が吹き抜けた
遠い昔から探し続けていた人は秋の花のように気づかないうちに掌で咲いていた
時は過ぎてゆく冬を春を夏を越えて秋の日の名前を思い出せない時は来る
しあわせ悲しみ比べずに生きられたら美しいあなたの面影は色褪せない
出会った時からとても懐かしくていつも花の香りの風が吹いていた
別れ行く時にきっとあなたを呼ぶだろうその愛の名前胸の奥できっと呟くだろう
アルバム「惠百福 たくさんのしあわせ」収録曲
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