歌詞ナビ > 藤田恵名 > カナリア
胡乱にくすんだ鳥籠の中飛ぶ事を忘れたピンクのカナリア
古びた扉の錆び付いた鍵砕いて溶かして開けば月明かり微かに 赤い爪照らした
踏み出せば容易く崩れるペルソナ開かれた世界は吐き気がするほど美しかった
この光の下暴かれた黒い翼笑ってそっと広げたならいま 走り出した焦燥は叫びとなり答えをきっと導くだろう
足元 散らばるパステルの羽渇きが殺した幻想ただそこに転がる この性と屍
迷いは影となり姿を象るモノクロの願いが心地良く体を包むのなら
偽りの果て崩れ落ちた 空見上げて君が放ったその言葉をいま 響き渡る雷鳴が鼓動となり彼方へきっと届けるだろう
やがて訪れる静寂に怯えながらそれでもきっと歌うのだろう
アルバム「EVIL IDOL SONG」収録曲
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