歌詞ナビ > ALI PROJECT > 逢魔蛾城の伯爵
天に微睡む神の指から物語をしたためる藍墨(インク)空に零れて広がる金青(ブルー)
固く錆び付いた門扉が開いていまが 逢魔ケ刻
一斉に舞う菫蛾緑蝶鱗粉は七色の霧雨恐れず濡れた外套(マント)を脱いで
さあようこそ迷い込まれた乙女われが城の主
蒼の絨毯一歩進めば紅粉青蛾の侍女がその手を握り 宴に誘う奥の大広間には大勢の華やぐ人
時が 戻る
夕月豪華な仮面舞踏会村人罪人魔女も王も踊る
遠い昔の幻影などではない
乙女よ あなたがわたしの目覚めさせたその胸にある純粋で
なんと懐かしい紫いろの瞳なのだろう
知っておられようか人は死に その魂(プシケ)は蝶に変わり愛した場所 離れられないまま舞うのだ
永い間 忘れていた喜びと そして悲しみ
ああ何よりわが城より守りたかった美しい妻
わたしを見つめるその瞳はあの日のもの
どうか行かないでおくれ
永遠の先逢魔ケ刻が闇に沈むまで
アルバム「Les Papillons」収録曲
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