歌詞ナビ > 坂本冬美 > 女は抱かれて鮎になる
風が鳴く 雲が啼く 霧に隠れて山が哭く恋に疲れた 旅ならば 心はとっくに泣いている湯煙りの 日暮れ里蝉しぐれ かくれ宿一日分の 悲しみを洗い流して 拭きとるけれど渇き切れない 洗い髪あなたを今も 恋しがる抱いて抱いて もう一度抱かれりゃ 鮎になれるから
夜が鳴く 鳥が啼く 枕濡らして夢が哭く息を殺して 指を噛み 寝たふりしてても泣いているせせらぎの 川の音忍び込む 月明かり一日分の 切なさをなだめすかして 添い寝をしても帯を解いて 泳ぎたいあなたの胸に つかまって抱いて抱いて もう一度抱かれりゃ 鮎になれるから
抱いて抱いて もう一度抱かれりゃ 鮎になれるから
ドラマ「神の舌を持つ男」主題歌アルバム「ENKA 〜情歌〜」収録曲
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