歌詞ナビ > ALI PROJECT > 悪しき進化
夜更けに満ちる 嵐の雨のたった一滴に
選び取られて やがて射貫かれて波紋立つ一点守れる囲いは 影を曳いて広がる
生きてこれまで 地を踏み足は歩んだと言えるか
何に当たって 誰にぶつかって自由を失い手にした重みは 風が語る幻
人はどうしても出会わずにいられぬいつか 呪わしい己の姿と顔を覆うほどの
生まれる朝のひかりはすべて死からこぼれてくる
だからこの眼は 見えざる向こうの眩しさを知っている涙は気づかぬ振りの為に溢れた
人はどうしても求めずにいられぬこの世にありき美しい美しいものを密やかに甘く深く長らう息止まろうが神へ捧ぐ信仰に似た厳かな苦しさを
けれど時として悟らずにいられるいつか 呪わしい己の姿と映し重なった甘い深い微笑を持つ分身の神と悪を讃え合った底知れぬ 魂を
アルバム「A級戒厳令」収録曲
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