ズルズルむくんだ足を引きずって
眠らない都会の街を歩いてる
ピカピカヘッドライトが照らしてる
ボロキレをまとった影を照らしてる
擦り切れたスポーツシューズにしみ込む
泥水のたまったじめんの水たまり
今夜の寝床はどこにしようかな
キラキラとネオンが僕を照らしてる
焦がして
想いを
もう一度あの日の
ように
だなんて
今の僕には
言えないよ
そうだ
誰か言ってくれよ
「もういい、もういいよ」
夜を越えて光のさす方へ
ギシギシ軋んだ骨を鳴らして
夜の帳が冷やしてく体温
ふらつく足を誰か支えて
この道は曲がった未来の入り口で
片足を入れたり出したり繰り返し
今夜の寝床はどこにしようかな
キラキラとネオンが僕を照らしてる
ロケットに乗っていこうぜ
終わらない明日の向こうへ
ロケットに乗って行こうぜ
終わらない夜の向こうへ