歌詞ナビ > チュウたん(大原さやか) > 窮猫ハ鼠ヲモ噛メズ
届かない前肢を 何故伸ばしてまで頂に這い登る悉く赦しは朽ちた 儚い猫の其の夢は 囓り棄てよう
愚昧な猫には一日遅れの時計を。何人が卑劣と宣おうが構わぬ。然らば我には、救いも光もいらぬ。
我は闇の中に潜み、影の中に住み。回る暦の上、十二の年を率い。弛み無く人間達の地を守るのが定め。
誰の刃の傷痕か 汚泥の如き憎悪だけが記憶する朔は遠く鼠を照らす 灯るが儘の光には 歪な陰を
忌々しい猫族の輩がにゃあ、にゃあと鳴く聲を耳にする度、募る憎悪。湧き上がる憤懣。どうして彼奴らを干支神にすることができよう。されど歩みを止めないのであれば。我が鞭剣の錆と消えるがいい。
灰色の嫌厭を映した 毛皮を靜に影が隠す黒色の渦巻く焔 我が胸の奥底に燃え 天をも焦がす
嗚呼、嗚呼
届かない前肢を 何故伸ばしてまで頂に這い登る悉く赦しは朽ちた 儚い猫の其の夢は囓り棄てよう
嘘は罪 真実は罰
JASRAC許諾番号:9008177008Y38026 NexTone許諾番号:ID000003176
Copyright (C) 2005-2024 SANDY NET SYSTEM CO.,LTD. All Rights Reserved.