歌詞ナビ > 岩佐美咲 > 履物と傘の物語 <岩佐美咲バージョン>
ある田舎の駅の近く2つの店が並んでました
履物屋さんと傘屋さんのおばあちゃんは仲良しでした
それぞれの連れ合いに先立たれて子どもたちも自立しました
おばあちゃんたちに残されたのは客の少ないこの店だけ
それでも2人はしあわせでした話し相手がそばにいたから
履物屋さんのおばあちゃんが微笑みながら亡くなりました
傘屋さんのおばあちゃんも後を追うように亡くなりました
それぞれの家族が片付けた時店の奥を見て驚きました
履物屋さんの押し入れには傘がいっぱいありました
傘屋さんの押し入れには履物がいっぱいありました
お互いの店まで行ったり来たりそう自分たちが客になってました
履物の数だけ 傘の数だけしあわせがそこにありました
しあわせがそこにありました
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