鳥羽一郎「飛騨の龍」歌詞

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「飛騨の龍」歌詞

歌手:鳥羽一郎
作詞:柴田ちくどう
作曲:原譲二


飛騨(ひだ)の匠(たくみ)と 言(い)われる日まで
二度と木曽路(きそじ)の 地は踏まぬ
広い世間を 敵(かたき)に回し
頑固一徹 通した意気地(いきじ)
棄てて修業の 棄てて修業の
旅に出る

樵(きこり)三年 山出し二年
年季(ねんき)半(なか)ばじゃ 未だ雛(ひよこ)
屋根が傾く 掘っ立て小屋で
修羅のすがたで 仏像(ほとけ)をつくる
山岳(やま)の行者(ぎょうじゃ)の 山岳の行者の
技を見た

肌で覚えた 職人芸の
真(しん)の値打ちは 侘びと寂
固い檜の 一枚板に
彫って見せるぜ 命を懸けて
天下無双の 天下無双の
昇り龍


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1 海の匂いのお母さん海の匂いが しみこんだ 太い毛糸の チャンチャンコ
2 夫婦船海が 海が 海が吠える... お前の形見の 手ぬぐいが
3 されど人生酔い醒(ざ)め水の 冷たさが 五臓六腑に 沁みわたる
4 北海の花波が凍る 港は眠る シベリアおろし 地吹雪吹雪
5 おやじ想へば叱られて 怒鳴られて 追いかけられて 強くなれたも
6 戻れないんだよ過去(むかし)の女は 捜すもんじゃない 逢えばむなしく
7 十国峠霧の晴れ間の 箱根路を 夢を背負って越えてきた 信濃
8 瞼の母はしょっぺぇや愛に形が あるならば おふくろそれは あんただよ
9 北海夫婦唄風…襟裳(えりも)の… 風がヨー 天日(てんぴ)干しした
10 海峡酒場唄古い錨に からんだ夕顔の 花も淋しい 海峡酒場
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