歌詞ナビ > 岡田旬子 > 千曲川恋歌
まだあげ初めし前髪の前にさしたる花櫛恋し
こぶしの花に色ゆずり春雪解けの瑠璃しずく初恋集め旅立つごとくりんご畑を輝き染めて清(さや)けき流れの 千曲川
夏陽(なつび)に焦げる石垣を慰めるのか通り雨想い叶わぬ恋捨てにきた遊子(ゆうし)悲しむ古城のほとりやさしく流れる 千曲川
河鹿(かじか)の鳴声(こえ)も寂しげに秋の涙か小夜時雨(さよしぐれ)ひと目忍んでせせらぎの宿恋の行方を占う笹舟(ふね)は何処(いずこ)へ流れる 千曲川
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