歌詞ナビ > People In The Box > 八月
透きとおる朝 からだ宙を舞う晴れやかな体勢で流れ出す太陽を青空がのぞきこむ
海岸線 這いつくばるきみを上からみんなが笑っていた痛みさえ感じるひまもなかっただろうね
はじめからきみは そのつもりで
そうさ きみの世界で選べるのはただひとつだけのボタンさ
機械のように「その階には止まりません」とぼくは何度もくりかえすけどきみには冗談にしかきこえない
誰かが死にかけているとききみは生きる喜びにある人の渦に削られたあげくになくなってしまいたい朝 走る車をぎりぎりでひらりとかわす突然 誰かにあって話をしてみたくなった傷ついても
そとは冷たいけれど なかは暖かい
ちょうど からだみたいだ きみの夢は毎夜 歳をとっていくのさ きみを残して
踊りだしたら視界が揺れる織り成す世界は壮大なジョークぼくには冗談にしかきこえない
愛も正しさも一切君には関係ない
きみは息をしている
アルバム「Ave Materia」収録曲
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