池田輝郎「伊万里の母」歌詞

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伊万里の母 / 池田輝郎

「伊万里の母」歌詞

歌手:池田輝郎
作詞:喜多條忠
作曲:水森英夫


大きな愛と やさしさの
母はちいさな 人だった
背丈の倍の 荷物を担(かつ)ぎ
行商仲間と 笑顔を交わし
手を振り乗り込む 朝市電車

(セリフ)
仕事から帰ってきたおふくろの手は、
いろんなにおいがした。
野菜のにおい、花のにおい、
そしてたいがいは、魚のにおい。
そんなおふくろの手は、いつも、ひび割れていたなァ…。

女手ひとつで おれたちを
五人も育てて くれた人
都会の暮らし ひもじくないか
他人に迷惑 かけずに生きろ
ひらがなばかりの 手紙をくれた

伊万里の橋の 夕焼けが
母は一番 好きだった
いろいろ都合も あるだろうが
そろそろこっちで 暮らしてくれよ
苦労の荷物 降ろしてくれよ


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1 名残り花秋の山里 湯の宿に 恋の破片(かけら)か
2 ひとりにしないで今日からふたりは 他人だと なんで悲しい ことを云う
3 伊万里の母大きな愛と やさしさの 母はちいさな 人だった
4 湯の町哀歌いで湯銀座の 銀の字が ひと文字欠けた
5 コッキーサンバひとめ惚れはいつも 俺らの癖(くせ)なのさ
6 湯の花みれん墨絵ぼかしの 湯けむりに 揺れる面影 たずねれば ああ
7 しぐれの酒場どこか影ある 男に似合う 雨に滲んだ 露地あかり
8 夢恋酒からだに毒だよ 飲むのは止(よ)せと いらぬお世話よ
9 男の峠人を押しのけ 生きてるうちは いい目に遭(あ)わぬさ
10 紀州の女今もひとりで いると云う 噂ひろって 列車に乗れば
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